たった三つの「声かけ」で営業員の「やる気」はアップする

 当たり前のことですが、お客様は「やる気」の低い営業員からは、何も買う気持ちが涌いてきませんね。それに社長が従業員に「やる気を出そう!」と言うだけでは、やる気は出てきません。

でも、毎朝、たった三つの「声かけ」だけで、従業員の「やる気」アップすること、ご存じですか?

 

 ある中小企業診断士の先生から、従業員の「やる気」アップをする方法を教わりました。 その方法はいたって簡単。三つの言葉を社長自らが従業員一人ひとりに対して、毎朝かけるというものです。

 

「おはよう!」

「今日も元気?」

「今日も頼んだよ!」

 

 これを「三言活動(サンゲンカツドウ)」と呼ぶとのことです。

 この「三言活動」のことを先生から教わった時、私が以前中国成都に赴任して、そこで営業支店長をしていた時のことを思い出しました。

「コミュニケーションの始まりは挨拶からですよ」と、中国の従業員の皆さんにはいつもそう伝えて、毎朝「おやよう!(中国語では 早 ZAO)」と元気な声で挨拶するように勧めていました。そしていつのまにか営業成績も他の支店よりよくなっていました。

その時、「今日も元気?」「今日も頼んだよ!」と、あと二言付け加えていたら、もっと営業成績も伸びたんでしょうね!

 

皆さまも、従業員の「やる気」アップ、そして売上拡大に向けて、是非「三言活動」をトライしてみてください。

 

平成2962

一般社団法人神奈川県中小企業診断協会

登録グループ マーケティング実践研究会

室 芳樹