売り上げ拡大のマーケティング施策を策定する時、競合他社の動きばかりに気をとらえていませんか? 実は、施策づくりは、「自社の現状を知る」ことが最初のステップとなります。
このステップがなければ、策定した施策は、実行できない「机上の空論」となってしまいがちです。
簡単に三つの項目について、自社の現状を確認してみましょう。
1. 既存のお客様: 既存のお客様は誰なのか?
お客様が自社を選んだ理由は何か?
お客様は、購入後でも満足しているのか?
2. 商品: 商品の具体的な使用場面
商品のお客様にとっての具体的な利便性
3. 職場: 社長と社員の会話は十分にされているか?
社員各自は具体的な目標を持っているか?
自社の状況を、社長も社員も同じように理解していれば、売り上げ拡大のためのヒントが、
社内からドンドン出てくるはずです。そのアイデアを活用して、「実行できる施策」を策定
しましょう。
平成29年3月25日
一般社団法人神奈川県中小企業診断協会
登録グループ マーケティング実践研究会
室 芳樹